落丁の見つけ方

古本のなかには、ときどき欠陥がある本もあります。代表的な欠陥は、落丁です。 普通、落丁とは製本時のぺージの欠落を指していますが、古本屋では、持ち主が切り取るなどしてぺ ージが欠落している場合があります。古本屋は、版元に責任が ある落丁を元落と呼んで、あとで生じた落丁と区別しています。最近の本では元落はほとんどありませんが、以前の本には、ときに元落がありました。江戸時代より前の本になると、 けつこうな確率で出てきます。 また、乱丁といって、ページ数に不足はなくても、順番や印刷の向きが間違っている場合があります。 昔の古本屋は、本を見ずに手だけでぺージを五枚(十ページ)ずつ繰って落丁を確認していたそうです。

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